9月23日放送の「CDTV ライブ！ライブ！」元関ジャニ∞で現在はシンガーソングライターとしてソロで活動を行っている渋谷すばるの出演が決定しました。
渋谷すばるは6年ぶりの地上波音楽番組出演となり、新曲「君らしくね」をテレビ初披露する。ファンからは「嬉しすぎる」「待ち望んでいた」と歓喜の声が上がっていました。
一方、8月30日に、自身のインスタグラムを更新し、10月16日にリリースするニュー・アルバム
Lov U』の中から、第1弾先行配信シングルとして配信された『人間讃歌』のミュージックビデオの一部をアップし、
X上では「渋谷すばる老けた」、「誰だか分らなかった」などビジュアルのインパクトについての言及が話題となりました。
今回は渋谷すばるの関ジャニ∞脱退から現在に至るまでと、なぜベイビーフェイスから一転して老け顔になってしまったのかを調査しました。
渋谷すばるジャニーズ脱退の原因
渋谷すばるさんが関ジャニ∞を辞めた理由は、主に以下の3つが挙げられます。
- 自身の音楽活動に専念したい
- 海外で音楽を学びたい
- 人生の転機を求めていた
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
自身の音楽活動に専念したい
渋谷さんは関ジャニ∞脱退時の記者会見で、「今後の人生は、自分だけの責任でどこまでやれるかっていうことに今後の人生をかけてみたい」、
「15歳のときにジャニーズ事務所に入所してから21年間音楽を追求し、自分の音楽というものを軸にグループを少しでも大きくしていけるようにという想いで活動してきたつもり」と想いを語りました。
抜群な歌唱力でグループのメインボーカルを務めていましたが、クセのある独特の歌い回しや
「魂の叫び」とも言われていた力強い強いボーカルは「アイドルっぽくない」と一部のファンからは批判を浴びることもありました。
アイドルグループである以上、グループにはコンセプトがあるため、
渋谷すばるさん自身がやりたいと思っているロックテイストな音楽とはかけ離れた楽曲を扱うことが多かったのだと思われます。
自身の音楽性を追求するために、グループを離れる決断をしたのでしょう。
海外で音楽を学びたい
渋谷すばるさんは脱退会見で、「海外で音楽を学び、今後更に自分の音楽というものを深く追求していきたい」と語っています。
日本国内だけでなく、海外の音楽にも強い関心を持っていた渋谷すばるさん。
グループ活動を続けながら海外で学ぶことは難しいと判断したのでしょう。
人生の転機を求めていた
渋谷すばるさんは35歳を過ぎた頃から、人生の半分くらいが過ぎたことを意識し始めたと語っています。
「だいたい人生半分くらい来たのかな」とぼんやり考え始めたことが、脱退を考えるきっかけになったようです。
人生の転機を求めていた渋谷すばるさんにとって、グループ脱退は大きな決断だったのでしょう。
渋谷すばるの脱退までの経緯
渋谷すばるさんの脱退までの経緯を時系列で見ていきましょう。
渋谷すばる 脱退までの経緯
- 2018年1月頃：脱退の意思が固まる
- 2018年2月15日：メンバーに脱退の意向を伝える
- 2018年4月15日：脱退を正式発表する記者会見を開催
- 2018年7月8日：関ジャニ∞としての最後のテレビ出演
- 2018年12月31日：ジャニーズ事務所を退所
渋谷さんは脱退を決意してから、実際にジャニーズ事務所を退所するまでは約1年。
特に、メンバーへの報告から正式発表までに2ヶ月近くの期間を置いているのは、メンバーとの話し合いや今後の方針を決めるための時間だったのでしょう。
会見の中でも、メンバーの大倉さんはまだ納得がいかない様子で、
- 「関ジャニにいながらでは叶えられないのか」と何度も説得した
- 「勝手な決断をしたすばるを嫌いになれなかった」
と、苛立ちを露わにしながらも、非常に正直に渋谷すばるさんへの想いを語っていました。
渋谷すばるの脱退会見での発言
2018年4月15日に行われた脱退会見では、渋谷さんやメンバーたちから多くの発言がありました。
ここでは、渋谷さんの主な発言をいくつか紹介します。
渋谷すばる 脱退会見での発言
- ｢グループとしてではなく、渋谷すばる個人としての人生を優先｣
- 「関ジャニ∞というグループで活動させていただいたことの感謝と誇りというものを常に胸において今後生きていきたいと思ってます」
- 「関ジャニ∞のメンバーは自身の中でも一番の存在。家族以上に一緒に過ごした仲間で中途半端な思いで決断はできなかった。
これらの発言から、渋谷さんが関ジャニ∞やメンバーたちへの深い感謝の気持ちを持ちながらも、自身の音楽活動への強い思いから脱退を決意したことがうかがえます。
渋谷すばるの現在の活動
渋谷すばるさんは、関ジャニ∞脱退後も精力的に音楽活動を続けています。
2018年にジャニーズを退所してから2019年にシンガーソングライターとして活動を開始しました。
2018年の退所から2019年のソロデビューまで、渋谷すばるさんはアメリカへの短期留学、世界数か国を旅していました。場所はシンガポールやマレーシア、タイにベトナム、カンボジアといった東南アジアの国々。
メディアでのインタビューでは「異国の文化に触れることで自身がやりたい音楽が見えてきた」とかったっています。
2021年5月には結婚することを公表し、翌年2022年には第1子が誕生するなどプライベートでも充実した日々を送っているようです。
渋谷すばる 脱退後の活動
- 2019年10月：1stアルバム『二歳』をリリース
- 2020年11月：2ndアルバム『NEED』をリリース
- 2021年9月：3rdアルバム『2021』をリリース
- 2023年8月：ミニアルバム『ALPACA 5』をリリース
- 2024年10月：4thアルバム『Lov U』リリース予定
また、ライブ活動も積極的に行っており、2024年にはライブツアー『渋谷すばる LIVE TOUR 2024「Lov U」』の開催が決定しています。
渋谷すばるの老けの裏側にある壮絶な苦労
渋谷すばるさんが一変老け顔になった理由はシンガーソングライターとして活動を再開後の壮絶な苦労にあります。
日本帰国後の2019年4月に渋谷すばるさんは自身のレーベル『World art』を立ち上げ、ワーナーミュージック・ジャパンよりデビューすることを発表していました。
しかし、順調に見えた活動も、2023年には個人事務所が廃業していたと報道。その頃渋谷さんはXで《二度と人を信じない》と意味深な発言発言をするなど、相当メンタル的に弱っていました。
人間関係や慣れないビジネスでの折衝に相当精神的に疲弊していたこともあり一変老け顔になってしまったのです。
こうしたトラブルを経て、今年8月になって『Mr.Children』『BUMP OF CHICKEN』『マカロニえんぴつ』など、数多くの有名アーティストが所属するトイズファクトリーと契約して再出発を図り、自身のXなどでは積極的にニューアルバムや新曲のPRを行っています。
ジャニーズ脱退後、多くの苦労や苦難を経験しながら頑張っている渋谷すばるさん
今後の活躍も期待したいと思います。
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